うつ病診断で病気を明確にする|早期発見がキー

仲間

心の病気を理解

医者と看護師

クリニックでは何を聞かれるのか

このところ「心の風邪」ということで、すっかりうつ病の認識も社会に定着してきた感があります。自分の周りでも「実はあの人、うつ病なんだ」という言葉を聞くことも増えたのではないでしょうか。それでも、いざ自分がクリニックを受診するとなると、一体どのような診断が行われるのか、と身構えてしまう方もいるのではと思います。知られているようであまりよく分からない、うつ病の診断基準についてお話しましょう。うつ病に限らないのですが、精神的な疾患の場合、例えばインフルエンザのウィルスのように明確な病原があるわけではありません。あくまでも症状を一つ一つチェックしていき、症例にあてはまるかどうかを確認しなければなりません。通常、うつ病の診断にはWHOもしくは米国精神医学会が作成した診断基準を用います。そこに示されたうつ病の症状のうち、何項目に該当しているのかを確認することで、うつ病かそうでないかを判断するのです。もちろんこの診断基準だけで断定するわけではなく、受診したクリニックの担当医による問診が重要なポイントになってきます。そこで聞かれることは主に、どのようなきっかけで、どんな症状が、どれぐらい続いているのか、どの程度日常生活に支障をきたしているのか、といったことです。また、本人の性格や考え方、家族歴、既往症なども診断の基礎となります。他にも、家族や周りの人たちの目にはどのように映っているのか、といった点にも着目します。こうした情報を総合的に判断して、うつ病かそうでないかを診断するのです。医師の丁寧な問診に、ありのままを応える、心の病気も身体の病気も結局はそれが最も大切なことと言えるのではないでしょうか。

心の病気とは

うつ病にかかると気分が落ち込み、何もやる気がなくなって、憂鬱な感情に支配されてしまう、ほとんどの方がこのようなイメージを持たれているのではないでしょうか。確かにそれがこの病気の基本的な症状なのですが、いつもいつもこのような形で病気が表れるわけではありません。うつ病と一口に言っても様々な症状がありますし、その出方も1つではありません。そもそも「気分が落ち込んでいるな」と自分できちんと認識できるのは、病的な状態に至っているわけではないとも言えます。病気になっている人ほど自分の状態を把握できていない場合が多いのです。自覚症状が全くなく、自分では落ち込んでいるつもりはなくとも、周りから見れば要注意、ということが多々あります。また、うつ病と言っても精神症状ばかり出るわけではなく、身体疾患として現れることもあります。お腹が痛い、頭痛がする、ダイエットしているわけではないのに体重が減る、あるいは増える、こうした身体症状の裏にうつ病が隠れていることがあるのです。内科にかかっていても一向に良くならない、こんな時には心療内科の受診を考えてみましょう。逆に、気分が落ち込んでやる気が起きないことを、何でもかんでもうつ病と勝手に判断してしまうのも、危険です。この病気は専門医であっても様々な角度から総合的に診断すべきものです。自分で「うつ病」と決めつけずに、必ず専門のクリニックを受診しましょう。社会的な認知度が高まってきたうつ病ですが、まだまだ理解されていない部分も多い病気と言えます。患者数が増え続ける今、よりこの病気に対する理解が深まることを望みたいものです。

楽に話せる世の中

医療

気分転換をしても落ち込んだ気分が長く続く時は心療内科の受診をお勧めします。症状をノートなどに書き留め、心の病気を特別視しない姿勢で診察に臨むと良いです。うつ病と診断されたら休養を取る事、環境を調整する事、考えを改善する事が薬物治療と共に行われます。心は大切ですから診てくれる場所は不可欠です。

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再発率の高い精神疾患

お医者さん

うつ病の主な要因はストレスです。そして精神疾患は研究が進み、知見が増えたため、似たような症状でも診断が細かく分類される傾向にあります。うつ病と診断された際は休養とストレス要因を取り除くこと、そして抗うつ剤の服用を組み合わせて治療します。再発性の高い疾患ですので、症状が治まっても当面は注意が必要です。

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鬱病の診察結果

相談

精神科や心療内科での会話による診察で、「うつ病」と診断されても鵜呑みにしてはいけません。現在では光トポグラフィー検査やtms治療など、エビデンスに基づくより正確な診断と適切な精神疾患治療が可能となっています。また、鬱病を未然に防ぐために、ストレスの種類に精通することも大切かもわかりません。

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